印鑑の種類と材質

印鑑というと最近ではプラスチックといった安価な既製品が多く出回っています。
安い印鑑だと100円で変えてしまうので若い人だとそのような印鑑をもっているひとがおおいのではないでしょうか。

材質は今は昔と違って種類も豊富になり、色鮮やかでキャラクターが描かれているものも目にすることが多くなりました。
最近ではエコ印材といって地球環境保護の観点から生まれた印材もうまれました。
これは、印鑑には到底向いていないとされていた廃材を樹脂加工し合成して印鑑の材料として生まれ変わった新しい印材です。

日本の材木として有名な杉は日本家屋や家財道具に使われたりしますが、
杉の木の独特の性質により印鑑のような小さな加工品にはむかないものだったのです。
しかし、特殊な加工方法により印材として使われるようになったのです。
しかも薬品を使わずに加工しているので杉独特のあの香りはそのまま。印鑑を取り出すたびに癒されるのです。

高級な印鑑の材料には有名な象牙。象牙は他に類を見ないほどに印鑑に最適な材質で、
硬さ、粘り、そして耐久性、捺印する際の朱肉のつき加減や感触が優れており印鑑のための材質といっても過言ではありません。
象牙は印鑑の王様とも呼ばれています。ただし象牙はとても貴重で数もあまり取れないため価値も価格も高いです。
乱獲を防ぐ目的で輸出入の売買をする際は許可証が必要とされています。

杉や象牙のほかに拓という木材があります。この拓という木材は印鑑作りに最適な木材で、
繊維が詰まっていて程よい硬さがあり粘りもあり彫刻するのにうってつけな材料です。
特に鹿児島産の原木から作られたものは薩摩拓木とよばれ高級品扱いされています。

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